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荏原ポンプヨーロッパ産業事業部

Jul 16, 2023Jul 16, 2023

ドイツのフランクフルト空港に設置されたポンプ。 (画像出典:荏原製作所)

これは、荏原の中期経営計画「E-Plan2022」の地域戦略に基づき、地域市場に応じた取り組みにより収益最大化を図る施策の一環。 EPE は、産業事業部門 (IBU) を設立することにより、過去数年間で市場シェアを拡大​​しました。

背景

荏原のステンレス製ポンプは世界中の OEM 顧客によって使用され、成功を収めています。 2016 年、EPE は OEM 市場にさらに重点を置き、柔軟なサポートと組み合わせて用途に合わせて製造されたポンプを機械製造の顧客に提供することを決定しました。 IBU は、OEM 顧客の特定のアプリケーションに基づいてカスタマイズされたソリューションを積極的に開発する専門部門です。

IBU部門について

EPE では、ヨーロッパのすべての主要市場向けに OEM 販売スタッフのネットワークが確立されています。 EPE の本社であるイタリアのガンベラーラにある IBU 部門は、単なるエンジニアのグループではありません。 実際、チームには、顧客に可能な限り最高のサービスを提供するために、計画、成文化、注文処理、組み立て、テストなどの関連機能のすべてのプロセスの専門家がいます。 複雑な技術的問題に迅速に対応するため、ヨーロッパ全土の OEM 営業スタッフはイタリアの IBU 部門に直接アクセスできます。 一方、IBU は荏原のグローバル本社の一部として、EPE 製品のサービスを荏原グループ会社にも提供しています。 世界市場では、IBU の OEM ビジネスにより、過去 2 年間で大手チラー メーカーなどのさまざまな OEM 顧客との契約に成功しました。

IBU は、OEM 市場セグメントに関連するすべての要求と活動に責任を負います。 その主な目標は、迅速かつ柔軟で信頼性の高いサービスとオーダーメイドのソリューションによって顧客の満足度を高めることです。 IBU の責任者としてチームを率いる OEM マネージャーのスヴェン・ピーター・アーベス氏は、「過去 4 年間で、当社は OEM 市場で大幅なシェアを獲得してきました。ぜひこのストーリーに参加してください。荏原は、百年の歴史の中で培った技術と品質、日本国内での標準ポンプ販売シェアNO.1の実績を誇るグローバル企業ですが、ここ欧州でも更なる可能性を秘めています。他の国も同様だ。」

これからの計画

2016年にEPEがIBUを設立して以来、OEM市場における売上成長率は毎年10%以上増加しています。 彼らは現在、さらなる成功をもたらす可能性のある新製品の開発スケジュールに取り組んでいます。 また、荏原は、創業以来の技術と市場からの信頼をもとに、お客様へのソリューションを迅速かつ柔軟に提供できるグローバルな製品開発体制を強化してまいります。

荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題への取り組みを通じて持続可能な開発目標(SDGs)を目指し、さらなる企業価値の向上に努めます。

※OEM:ポンプを自社製品の部品として使用する機械やシステム(冷凍機、洗濯機、水処理システムなど)を生産する企業。

出典:荏原製作所

背景 IBU部門について 今後の予定